みなさん、こんにちは!
40代・貯蓄ゼロから新NISAでの大逆転にひっそり挑んでいるパパベアです。
資産形成を始めて5か月目が経ちました。前回の記事では、私がすべてを賭けた暴れ馬「FANG+」がなんとかがんばってくれて、トータル収支が+11,308円と初の「爆益突破(※私基準です笑)」を果たしたことをご報告しました。
しかし、投資の世界の動きは本当に早いですね。
2026年6月12日、世界中が注目していたイーロン・マスク氏率いる「スペースX」がついにNASDAQ市場へ上場を果たしました!
さらに驚くべきことに、スペースXは上場からわずか数週間後の7月7日、「NASDAQ100」指数へ超スピード組み込みがなされたとのこと。
このテック界の超巨大な地殻変動を目の当たりにして、これまでだったらなんの関心もなかった私の心は新NISAを始めたことで激しく揺れ動いてしまいました。
「テックの未来を握るスペースXがNASDAQ100に入ったなら、今すぐ乗り換えるべきなのかな…?」
「FANG+一本釣りのままだと、スペースXの爆発的な成長を取りこぼしてしまうんじゃ…?」
そんな不安で夜も眠れなくなったりしていませんか?
実は私も気になって仕方ありませんでした。
そこで今回は、感情論を一度おいておいて、投資信託の「公式選定ルール(仕様書のようなもの)」を自分なりに調べてみました。すると、少なくとも私は知らなかった驚きの事実が見えてきたのです。
結論からお伝えすると、スペースXがNASDAQ100でどれだけ大暴れしようとも、今のルールだとFANG+に組み込まれる可能性はほぼゼロのようなんです。
なぜそうなっているのか、調べた中身を解説しますね!
FANG+選定基準から判明した「セクター(業種)排除の仕組み」
「大人気の最先端テック企業なんだから、上場したならいつかFANG+の10銘柄に滑り込むんじゃない?」
そう思ってしまいがちですが、実はそこに落とし穴があります。
FANG+の公式選定基準を見てみると、投資対象を選ぶスタートラインとして、世界共通の業種分類(GICS)における「3つのセクター(業種)しか受け付けない」という厳格なルールが存在しているようなのです。
その3大セクターとは、以下の通りです。
- テクノロジー(情報技術)
- メディア&コミュニケーション
- 一般消費財・サービス
FANG+は「デジタル技術を活用して、効率よく稼ぐモンスター企業」を集める指数のため、入り口の段階でこの3業種以外は自動的に弾かれてしまう仕組みになっている模様。
スペースXはどれだけ偉大でも、FANG+には100%入れない?
では、上場した「スペースX」の業種分類はどうなっているでしょうか?
スペースXの主業は、ロケットの製造・打ち上げ、スターリンクによる宇宙インフラ、そしてアメリカ国防総省からの軍事受注など。これらは一般的な分類において、ボーイング等と同じ「資本財(Industrial)」セクター内の「航空宇宙・防衛」産業に分類されているとのこと。
つまり、スペースXは「資本財セクター」に該当するため、時価総額がどれだけ数兆円、数十兆円に膨らもうが、FANG+の選定基準の段階で対象外になってしまう可能性が極めて高いようなんです。オーディションの舞台にすら上がれないのかもしれません。
一方の「NASDAQ100」は全業種OKという柔軟なルール
対する「NASDAQ100」のルールはどうなっているでしょうか。
NASDAQ100は、「金融(銀行・保険など)」以外のセクターであれば、宇宙だろうが防衛だろうが、バイオだろうが何でも受け入れるという非常に柔軟なルールを持っています。
だからこそ、スペースXが上場した直後、その巨大な時価総額を評価して、わずか15営業日ほどで最速組み込みを行うことができたと言えそうです。スペースXの恩恵をダイレクトに受け取りたいなら、間違いなく「NASDAQ100」になりそうですね。
OpenAIなら将来的にFANG+に入る可能性は?
ちなみに、もう一つの大物である「OpenAI(オープンAI)」はどうでしょうか?
OpenAIは2026年後半(早ければ9月〜秋頃)の上場を目指し、2026年6月8日に米証券取引委員会(SEC)へ非公開でIPO申請を行ったのの、スペースX上場後の株価の激しい動きなどを見て、上場時期を「2027年」へ延期する観測が直近で流れているようです。
もし将来OpenAIが上場すれば「テクノロジー(ソフトウェア)」に分類される可能性が高そうなので、財務基準(黒字化など)をクリアすれば将来的にFANG+に入る可能性は十分にあるはずです。
【一目でわかる】FANG+とNASDAQ100の「業種ルール」の違い
| 比較項目 | FANG+(超・濃厚スープ) | NASDAQ100(安心の幕の内弁当) |
|---|---|---|
| 対象となる業種(セクター) | 指定された3業種のみ ①テクノロジー ②メディア&通信 ③一般消費財 | 「金融」以外のすべて (宇宙、防衛、バイオ、エネルギー、小売など何でもOK) |
| スペースX(宇宙・防衛) | × 組み入れは難しいかも (「資本財」セクターのため) | 〇 2026年7月に最速組み込み完了 |
| OpenAI(生成AI・ソフト) | △ 将来的に入る可能性あり (2027年以降の上場・黒字化が条件) | 〇 上場して時価総額が大きくなれば自動組み込み |
| 投資の特徴 | 利益率が高そうな「純度100%のITデジタル企業」に超濃縮投資 | 時代の変化(ITから宇宙、バイオなど)に合わせて、中身が自動で進化していく印象 |
リバランスと計算方法の壁:直近の実績でNASDAQ100に負ける時期があるのはなぜ?
ここで、「長期のリターンはFANG+が上だけど、直近1〜2年の短期パフォーマンスを見たら、NASDAQ100のほうが勢いがある時期もあるよね?」とお気づきの方もいらっしゃるかもしれません。
実はこれ、調べてみると本当にその通りのデータが出ています。なぜ、厳選10社のFANG+が100社分散のNASDAQ100に短期で負けることがあるのか?その理由は「リバランス(均等調整)のタイミング」と「計算方法の違い」に隠されています。
・NASDAQ100(時価総額加重平均):株価が上がって会社が大きくなればなるほど、その銘柄の保有比率が勝手にどんどん膨らんでいきます。近年の半導体大ブームでエヌビディア等の株価が爆騰した際、その恩恵を「増量された状態」でダイレクトに受け続けられたのがNASDAQ100の強みです。
・FANG+(均等10%ルール):3ヶ月に一度、「値上がりした株を売って10%に戻す」というリバランスを行います。つまり、どんなに勢いのある神株であっても、定期的に利益確定されて比率を落とされてしまう仕様なのです。さらに、10銘柄の中に一時的に停滞したビッグテックが混ざっていると、そのマイナスを10%の重さでまともに喰らってしまい、全体の足を引っ張る原因になります。
株価がどこまでも一本調子で上がり続けることはなく、過熱したバブルはいつか落ち着きます。その「いつか訪れるかもしれない調整局面」の際、高値で膨らみきった特定の銘柄を大量に抱えているNASDAQ100は下落のダメージが大きくなるリスクをはらんでいます。
逆に FANG+は、株価が安くなった不調な銘柄をリバランスで「自動で底値買い増し」してくれているため、次の上昇サイクルに入ったときの爆発力が大きくなる傾向があります。だからこそ、長期スパンで見ると、FANG+が良い成績を残せているのだと考えています。
さらに深掘り:信託報酬と「下落リスク」で比べるとどうなの?
ここで、投資を続ける上でどうしても無視できない「コスト(信託報酬)」と、暴落が起きたときの「下落リスク」についても、自分なりに比較してみました。
実は、この2点に注目すると「やっぱりNASDAQ100のほうが優秀だし、将来性があるよね」という意見が多い理由がよく分かります。
① 信託報酬(コスト)の圧倒的な差(267万円の壁)
投資信託をずっと持っている間にかかる「信託報酬」を比べてみると、ここにはかなり大きな違いがあります。
・NASDAQ100(ニッセイなどの最安ファンド):年 0.2%以下
・FANG+(iFreeNEXT):年 0.7755%
数字だけ見るとどちらも1%未満なので「たいした差じゃないかも?」と思ってしまいがちですが、長期の複利計算をしてみると、ちょっと無視できない現実が見えてきました。
仮に、「毎月5万円」を「20年間」コツコツ積み立てて、どちらも「年率10%(コスト差し引き前)」で順調に育ったと仮定して、シミュレーションをしてみます。20年間の投資元本はどちらも1,200万円です。
・NASDAQ100(実質リターン年9.8%):約3,730万円
・FANG+(実質リターン年9.2245%):約3,463万円
なんと、全く同じ値動きをしたとしても、手数料の差だけで将来受け取るお金に「約267万円」もの差が開いてしまうという計算結果になりました。
267万円あれば、ちょっとした新車が買えたり、子供の学費の大きな足しにできたりしますよね。
投資期間が長くなればなるほど、この「コストの壁」は重くのしかかってきそうだなと感じています。
② 暴落が起きたときの「下落リスク」の差
もう一つ怖いのが、大暴落が起きたときの「守りの堅さ」です。
・FANG+(たった10社):10社しかないため、そのうちの1社が一時的に大きく業績悪化して株価が下がっただけで、全体の資産がガクンと減ってしまうリスクをはらんでいます。
・NASDAQ100(100社分散):100社に広く分散されているため、仮に大企業1社がダメになっても、他の会社がカバーしてくれる「クッション」のような安心感があると言えそうです。
過去のデータを見ても、大きな下落トレンドが来たとき、10社集中のFANG+のほうがNASDAQ100より遥かに激しくマイナスになる傾向があります。
こうして調べてみると、「コストが安くて、広く分散されていて、暴落のときもまだ傷が浅く済みそうなNASDAQ100のほうが、安心して長く持てるし将来性がある」という専門家の方々の意見は、本当にその通りだなと感じます。
「純度100%のIT」vs「何でも飲み込む幕の内弁当」どっちを選ぶ?
スペースXがFANG+に入らないと聞いて、コストやリスクの面も含めて「じゃあやっぱりNASDAQ100の方が優秀なのかな」と思うのはまだ早いかもしれません。これは弱点ではなく、むしろFANG+の最大の強みとも捉えられるからです。
宇宙ビジネスや防衛産業は、ロマンがありますが、泥臭い工場や巨大な製造設備、莫大な維持費が必要な「オールドな資本財ビジネス」という側面もあります。現に、上場した直後のスペースXの株価は現在なかなか激しく動いているようです。
FANG+は、そういった資本効率の悪そうな業種や、上場直後で値動きが激しい銘柄をルールによって徹底排除しているとも言えます。そして、利益率が非常に高そうな「純度100%の超高効率デジタル・ITモンスター」だけに濃縮投資しているのが特徴です。
・FANG+:無駄を削ぎ落とし、いま世界で最も効率よく現金を稼いでいそうなトップ10社に全振りする「超濃厚スープ」
・NASDAQ100:時代の移り変わりに合わせて、上場した宇宙企業も何でも自動で取り込む「安心の幕の内弁当」
どちらが正解ということはありません。自分がどちらの特性に資産を賭けたいか、という好みの問題だと思っています。
私が下した「個人的な結論」と次なる戦略
これらを踏まえた上で、コストが4倍高く将来267万円の差が開くかもしれない現実や、下落の恐怖があることも十分納得したうえで、私が下した個人的な結論を発表します。
「浮気はせず、初志貫徹で最初の5年間はFANG+で突き進んでみようと思います!」
理由はシンプルです。私の目標は「老後資金&子どもの教育費」という、40代・貯蓄ゼロからの大逆転劇だからです。マイルドに100社に分散されたNASDAQ100よりも、リスクを背負ってでも、今確実に世界一現金を稼ぎ出していそうな10社(FANG+)の爆発力に、この5年間は賭けてみたいと考えています。
パパベア流:二段構えのロードマップ戦略
でも、スペースXの上場騒動で悩んだおかげで、自分なりに納得のいく「今後のロードマップ」を思いつくことができました。
- 【最初の5年間(攻めの時期)】:新NISAの枠を使い、FANG+一本釣りで資産の「爆発的な拡大」を夢見る。
- 【5年後、資産が育って落ち着いた頃(守りの時期)】:そこからの新規積立は、スペースXなども十分組み込まれて成熟した「NASDAQ100」に切り替えて、じっくり手堅く育てる。
【メリット①】40代からの遅れを「最速」で取り戻せる期待
最初からマイルドに分散されたインデックスでは目標額に届かないリスクを考慮し、最初の5年はFANG+の圧倒的な馬力で資産の「核(コア)」を一気に作り上げたいと考えています。
【メリット②】スペースXの上場直後の「大荒れリスク」を回避できるかも
現在、上場直後で株価が乱高下しているスペースXの荒波をまともに喰らうのを避けることができそうです。最初の5年をFANG+で過ごすことで、スペースXがNASDAQ100に完全に馴染んだ良いタイミングから安全に投資をスタートできるのではと思っています。
【メリット③】年齢に合わせた「攻め」から「守り」へのシフトが自動でできる
私も間もなく50代が見えてきます。その頃には、10社集中投資のFANG+から、100社に広く分散されて宇宙の未来も取り込めるNASDAQ100へ新規積立を切り替えることで、自然とリスクを抑えた大人のポートフォリオへ移行できるのではと考えています。
隣の芝生は青く見えますが、自分が買っている銘柄の「中身のルール」を理解していれば、一喜一憂して右往左往することはなくなるかもしれません。
私はこのまま、10頭のデジタルモンスターたちと一緒に、新NISAの大逆転ロードマップを信じて突き進んでみます!
みなさんも、自分のリスク許容度に合わせて、納得のいく投資戦略を見つけてみてくださいね。
(※投資はくれぐれも自己責任でお願いいたします!)
それでは、また次回の運用実績報告でお会いしましょう!
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。


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